90年代から写真家としてのキャリアをスタートさせ、以後エディトリアル、コマーシャル、アートの分野を中心として活動。
主な写真集として、2年間のバックパッカー時代の世界一周旅行記「ライドライドライド」、
家族との日常を綴った愛しさと切なさに満ちた「もう家に帰ろう」、
南米女性を現地で30人撮り下ろした太陽の輝きを感じさせる「肉」、
沖縄の神々しい光と色をスピリチュアルに切り取った「あおあお」、
高層ホテルの一室にヌードで佇む女性52人を撮った都市論的な試みでもある「sketches of tokyo 」、
山岳写真とヌードを対比させる構成が新奇な「山と肌」、
90年代のクラブカルチャーをドキュメントした「90nights」など、
一昨ごとに変わる表現法をスタイルとし、それによって写真を超えていこうとする試みは、
アンチスタイルな全体写真家としてユニークな位置にいる。また小説家としても知られ著作に「誰も死なない恋愛小説」「ドライブ」がある。
第34回講談社出版文化賞写真賞受賞
HP : meisafujishiro.org